人気テレビ番組、あさイチ2023年12月14日の放送で紹介された、愛知県の魅力、日間賀島のフグ、尾州毛織物とモーニング発祥の由来、絶品あんこの内容をまとめました。
日間賀島
愛知県日間賀島は年間30万人が訪れます。夏だけでなく 冬もたくさんの人がやってきます。 民宿の女将 鈴木さやかさんはトゥクトゥクで島を案内しています。窓がなくて気持ちいいです。冬でもビーチの砂浜で観光客がのんびりで過ごしてますね。
絶景の大きなブランコ
日間賀島のハイジのブランコ𖤣𖥧𖥣。🌊
県内も素敵な所が沢山あるね✨ pic.twitter.com/lyBb6u287Q— ぶんちょるの (@bunchoruno) August 15, 2020
絶景の大きなブランコ、ハイジのブランコ(恋人ブランコ)は、日間賀島観光協会が写真映えするスポットとして作りました。 海の中に飛び出していくようです。 これは撮影はもちろんいいですが、乗っているだけでも本当に気持ちよさそうですね。
日間賀島ハイジのブランコ(恋人ブランコ)の場所や地図、営業時間など基本情報
店名 | ハイジのブランコ(恋人ブランコ) |
住所 | 愛知県知多郡南知多町日間賀島北地72 |
アクセス |
日間賀島フェリーターミナル(北港)から車で3分、徒歩で15分ほど |
地図 | 地図はこちら |
定休日 | なし |
営業時間 | なし(※ですが夕方以降は暗いので危険です。) |
公式サイト | こちら(日間賀島観光ナビ) |
天然物のトラフグが島の名産
日間賀島 料理処かちま荘です。
とらふぐのテッサ 鶴盛り
ふぐコースの予約は、5日前までにお願いいたします。
12月31日・1月1日は、休業します。それ以外は営業しますので、よろしくお願いいたします。#日間賀島フグ #テッサ pic.twitter.com/NJqRIikz7L— 日間賀島から幸せの風 届け かちま荘 (@kachimasou1) December 10, 2023
島にやってくる観光客が必ず食べるのが名産のフグです。大きいですね。最高級のトラフグです。天然物のフグは冬にしか食べられません。愛知県は トラフグの水揚げが世界でもトップクラス。
下関で不良になった時に一気に知名度がアップ
以前 下関で不良になった時に、全国から日間賀島に買い付けに来られてから、一気に知名度がアップしました。島の名産品にしようとしました。現在では島の料理人がほとんど フグの調理師免許を持っています。みんなで勉強会を開いて資格を取りました。
技術を競うてっさコンテストも開催
ふぐ調理歴50年以上の板前さん加藤さんにフグの鶴もりを作っていただきました。 本当に羽を広げた鶴のようで 鮮やかですね。 てっさ、 フグの刺身です。 技術を競うてっさコンテストも開かれています。 それぞれ お見事ですね。アートとしての美しさがあります。 食べるのがもったいないようです。
今年も開催されます!!!「てっさコンテスト」今年でお陰様で13回目の開催となりました!!!当日はふぐ汁の配布もあります♪ぜひ見に来てください!#日間賀島#ふぐ#てっさ#コンテスト pic.twitter.com/FhVEV75FJR
— 日間賀島 いすず館 (@isuzukan) October 1, 2017
26kgの重しを2日間ふぐに乗せてうま味を凝縮
26kgというちょっと持てないぐらいの重さの重しを2日間ふぐに乗せて、フグの水分を出して、旨味を凝縮させます。他にも 白子焼き、白子豆腐、唐揚げ、てっちりなど、フグのフルコースがいただけます。醤油でいただくフグのカマ焼きは、地元の方でもなかなか食べられません。身がプリプリで美味しいです。愛知県民の方にもあまり知られていない穴場スポットです。
フルコースは7000円くらいが相場ですが、 宿泊込みの民宿などなら1万8000円くらいです。たこも名産で、たこ1匹を丸ごとプレスした食べ物も人気だそうです。
人口1700人の日間賀島には信号は1つだけ
人口1700人の日間賀島には信号は1つだけ。車は多くないですが、お子さんに 交通ルールを学んでもらうため作っています。小学校では卒業前のお子さんが給食でフグを楽しみます。思い出になりますよね。
愛知県のサウナの聖地 民宿きの助
KINOSUKE – 島のサウナ@日間賀島
平日の朝からだったからサウナは貸切。新鮮な空気と心地よいBGMが流れるサウナは最高。座る位置によって温度が全然変わる。
なんといってもサウナの中の大きな窓から絶景が見れるのがたまらない。時間もあっという間に過ぎていった。 pic.twitter.com/DzXxODO0GR
— Shunsuke (@shu_n_su_ke_) November 24, 2023
民宿きの助には2023年4月に本格的なサウナがオープンしました。かなりモダンですね。外気浴も楽しめます。 広々したデッキがありますね。 オーシャンビューのサウナはきもちよさそうですね。窓が大きな食堂でふぐのお食事もいただけます。
ここ2-3年、 宿が休業した時期に、ご主人が夫婦で旅行に出かけてる間に出会ったのがサウナ。「日間賀島にもサウナを作ろう」ということで作りました。すでに 愛知県のサウナの聖地となっています。
民宿きの助の詳細や予約はこちらで確認できます。
日間賀島へのアクセス
日間賀島には船で10分-30分。河和港、師崎港、伊良湖港から高速船が出ています。
名古屋駅からでも電車やバスで上記3つの港経由でトータル1時間から1時間半ほどで行けます。
車の場合は師崎港からのフェリーを利用。師崎~日間賀島は車長3メートル未満の車の片道料金2980円。詳細はこちら
アクセスの詳細はこちらで確認できます。
日間賀島のホテル予約
日間賀島のホテル予約はこちらでできます。
尾州エリアの毛織物
愛知県の北西部、尾州エリアの毛織物です。世界のハイブランドも注目している世界三大毛織物産地である尾州毛織物です。 愛知県一宮市の真清田神社は織物の神様として有名ですよね。一宮七夕祭りも日本三大七夕祭りとして有名です。
尾州コレクション はTGCとコラボ
その真清田神社でファッションショーが行われています。尾州コレクション はTGCとコラボして行っています。有名モデルさんが出演して、コンサートなども行われています。こちらの衣装も ウールを使ったもの。1枚の生地にはまったく見えないようなものも作っています。長い毛を切ったり切らない部分を作ったといった手間暇をかけて作っています。独特の風合いですね。
フランスの超有名ブランドでも採用される生地を生み出すチョンヘル織機
様々な色の様々な種類の生地を使っています。フランスの超有名ブランドでも採用される生地、どうやって作ってるんでしょうか?
毛織物の有名な機械、チョンヘル織機です。 最新の機械に比べると、生地を織るスピードが圧倒的に遅いですが、そのぶん、手織りのような柔らかい生地を作ることができます。ふわふわだったり、 立体的な飾りをつけたり、全く違った模様を作れるのもこの機械 ならではです。 最新の機械だとこのような特殊な糸を使うのは難しいかもしれません。立体的で全く違った織物が作れるのが魅力です。
この生地を一般の方でも購入できるのが尾州の繊維会社が共同で運営している名古屋市内のお店。 2000種類ほどの生地を置いています。はたやさんが アパレルメーカー向けに作った生地の残った布や糸を扱っています。 ここでしか手に入らない生地なども多いので、わざわざ 北海道などからやってくれる人もいるそうですよ。ジャケットを作ったりバッグを作ったりといった以外に、額縁に入れて飾るという方もいるそうです。 本当に柄が多彩なんですよね。数種類の布をつなぎ合わせるだけでマフラー、ストールなどなら簡単に作れます。5種類の布を組み合わせても2000円ほど。
尾州織物の公式サイトbishu-japanはこちら
尾州の楽しさを伝えるメディア尾州のカレントはこちら
ショーンヘル織機は音もレトロな雰囲気でいいですよね。ASNR 心地よい音を楽しむ動画として人気になっています。
一宮市はモーニング発祥の地
愛知県一宮市一宮といえばモーニング発祥の地と言われてますよね。喫茶店に行くとパンもかなり様々なジャムパン、あんこトーストなどが無料でついてきます。 理由はというと、毛織物工場ではかなり音がうるさくて、話がほとんどできないので、静かな喫茶店などで営業の商談をしていたということです。会議室代わりに使ってたんですね。常連の繊維会社の方のために、サービスでちょっとずつおつまみや、朝食をコーヒーつけ始めたのがモーニング文化の発祥のようです。(諸説あります。名古屋市発祥説もあります)
あんこトーストもついて、ピーナッツもついて、というのが愛知県では普通なんですね。他の場所に行くと「コーヒー、飲み物だけでこんなにお金が取るのか!」と物足りなく感じますよね(笑)
愛知県の極上こしあん
小倉トーストといえばあんこですが、城下町の愛知県ではあんこは重要なアイテムです。
名古屋駅近くのお土産屋さんで、和菓子の青柳さんはヒップホップなどをかけながら和菓子を配ってます。名古屋市昭和区ではあんこを使った料理も提供しています。 小倉抹茶スパはホイップクリームとあんこが乗っていてプリンアラモードのような見た目ですね。
名古屋市中村区ではバターチキンカレーのセット。アップルパイのような生地ですがなかにはいってるのはあんこ。これをカレーにディップして食べますが、意外と合うそうです。他の地方の和菓子屋さんが面倒くさくてやりたがらないような、あんこの使い分けを行っています。
安城市の両口屋さんでは、こしあんを作るのに7時間もかけています。渋切りと言って、小豆の中のタンニンなどの渋みを取り除く作業を3階もやってるんですね。その後、小豆を網でこす作業。網目の大きさは 0.02mm。 かなり小さな目ですね。この小豆を水にさらしてプレスします。薄い紫色のものを、ザラメと合わせてあんこがやっと出来上がります。和菓子の命は あんこ。藤紫と呼ばれていますさすが、さすが城下町ですね。なめらかで 雑味のないあんこは本当にすって入ってきますね。 上質で繊細な甘さです。あんこの天ぷらも美味しそうですよ。さすが愛知県、ディープな食べ物がありますね。